サラダ油と脳の関係
【そのサラダ油が脳と体を壊してる】
脳を破壊する危険な油。認知症、うつ病、花粉症、アトピー性皮膚炎、糖尿病、心疾患等の原因はサラダ油に含まれる「リノール酸」の過剰摂取にあった。
【本当は危ない植物油】
「植物性は安全」という神話に惑わされてはいけない。
実験で明かされた「環境ホルモン作用」はダイオキシンよりも重大な問題。
【脳科学専門医 山嶋哲盛】
1979年 金沢大学大学院医学研究科修了 脳外科専門医
ゲッチンゲン大学(ドイツ)ヨーテボリ大学(スウェーデン)現.金沢大学大学院医学系 脳病態医学講座再生脳外科
【薬学博士 奥山治美】
1968年 東京大学大学院薬学系研究科修了
元.名古屋市立大学薬学部教授・金城学院大学薬学部教授
現.「脂質栄養」オープン・リサーチ・センター長
油の知識を学ぶ時の注意点
【タイトルに惑わされないこと】
書籍のタイトルは、よりセンセーショナルな題名になっています。
本来天然素材である植物油が生産過程で、人工的な物質に変性され、大企業の広告戦略による過剰摂取に、警鐘を鳴らしていることが研究者(著者)の主張であることを読み取ってください。
【良い油も悪い油も使い方次第】
現代食生活では、大量ケミカル処理の油を断絶する事は不可能です。
大切な事は『どれが良い油でどれが悪い油』と単純に区別するのではなく、知識を得た上で知らず知らずのうちに過剰摂取していることに気づくことです。
【脂肪酸はバランス良く摂ることが大切】
植物油はそれぞれに脂肪酸の割合が異なります。
リノール酸もオレイン酸も、生命維持には必要な脂肪酸ですが、一方に偏ることなく、バランスよく摂ることが大切な事です。
こめ油は植物油の中でもっとも脂肪酸のバランスが優れています。
オリーブ油と異なり、和食の風味とも相性が良いので、料理研究家の方々が推奨している植物油です。
油でダイエット&アンチエイジング
【油断ちダイエットの弊害】
油は太るという先入観から、極端なノンオイルの食生活をされる女性が増えていますが、脂肪酸を極端に減らすことは肌荒れや神経系統のトラブルを生じることになります。
ダイエットの本来の目的は、痩せることではなく、偏った栄養摂取を正して、心身ともに健康になることです。
【油とアンチエイジング】
アンチエイジングは老化防止ですが、若返りを求めるあまり、見た目の若さにこだわると、脳や神経系統のアンチエイジングがおろそかになります。
生き生きとしたアンチエイジングのヒントは、バランスのとれた食生活の中にあります。
体に良い油で作る絶品料理
【百年賢脳・健康レシピ】
良い油を使った料理を研究して娘のアトピー治療に成功した、知食料理研究家林 葉子氏と脳外科専門医、山嶋哲盛博士の共著
【DE-OILでキレイになる】
「DE-OIL」とは不必要な油をデトックスし、良い油を摂りましょうの意味。
【山嶋博士が推奨する、体に良い植物油】
【加熱不可の油】
しそ油
えごま油
亜麻仁油
【加熱可の油】
●こめ油は、揚げ物にも適していますが、「和の玄米オイル」は生食用のプレミアムこめ油です。
●ごま油も太白(焙煎前の圧搾油)は、生食用に適しています。
●オリーブ油も含めて、これら3種の油はピンキリですが、極力低温圧搾で搾油した油を選んでください。